2013年7月31日水曜日

移民について

皆さんこんにちは☆ お久しぶりです♪ダンです。
また、文字だけの更新となるのですが、ごめんなさいね。
ただ今日は、とても貴重な出会いがあったので、ここに記したいと思いました。

 スウェーデンは、先進国でも有数の移民受け入れ国であり、その処遇も先進的であることは国際的にも知られています。今や950万人の人口のうち1割以上は移民で、特に都市部へ行くと本当に多くのアラブ系の人等を見かけます。ところが、この移民政策が万事うまくいっているかというと当然そうではなく、多くの移民は就職難に陥っており、ところによっては人種差別も存在し、増え続ける移民へ財政の負担も膨れ上がり、昨今では移民政策の問題点が浮き彫りになっているようです。2ヶ月程前にも、ストックホルムの移民が多く住む地区で暴動があり、スウェーデンの寛大な移民政策の負の一面が浮き彫りになりました。(「スウェーデン 移民 暴動」 で検索したらより詳しい論評が出てきます。)
 さて、このような状況は、スウェーデンについての本を少し読んでいた私は知っていました。私は、移民政策は人道的な意味でとても大事なことだとは思っていましたが、同時に、これ以上移民を受け入れていくのは無理なのではないか、とも思っていました。そんな中、今日、私はある移民のご家族と出会ったのでした。
 それは、隣町のスーパーに食料の買い出しに行った時のことでした。私がお世話になっているこの家の主、ヤルケルさんと街中を歩いていたのですが、ヤルケルさんが少し寄るところがあると言って、とあるアパートへ向かって行きました。ついて行くとそこにはシリアから来られた移民のご一家が住んでおられました。ヤルケルさんは地元のバレーボールチームのコーチをするかたわら、移民の人たちが通う学校のスウェーデン語の先生もしておられ、街中でも多くのアラブ系の人たちとしょっちゅう楽しげに挨拶を交わしています。そして今日は、このシリアからのご一家の子どもたちに、バレーボールの練習に来ないかと誘いに行くとのことでした。
 ベルを押すと、完全にアラブ系の容姿の女性が出て来て、私たちを快く部屋へ入れて下さいました。中には男の子と女の子がいて、2人とも大変行儀良く私たちに挨拶をしてくれました。ソファーに腰掛けるとヤルケルさんはバレーボールの話を始め、私は横でその会話を聞いていました。ちなみに、ヤルケルさんは移民の方々に自分ができることはなんでもしたいと思っておられる方です。この時も、バレーボールの練習のことのみならず、友達はできたかとか、夏休みはなにをしているのかとか、いろいろなことを気にして尋ねていました。また、今このご家族はラマダンの最中なので、バレーボールの練習はちょっとなら差し支えないですよね?と、彼らの文化にも気を遣っていました。このご一家も、大変素敵な方々で、話をしている私たちに、何も言っていないのに一番下の男の子がオレンジジュースを出してくれたりと、とても温かくもてなしてくださいました。
 ということで、私は初めて移民のご一家のアパートへお邪魔し、その生活を垣間み、大変であるにも関わらず温かく私たちを迎えてくださったその方々に、なんて素晴らしいんだろう、と感動したのでした。
 そして、その帰り道、車の中で私はヤルケルさんに、いろいろ気になったことを尋ねようと思いました。すると、まず、まだ彼らはスウェーデンに永住できる許可はおりていないと言います。そもそもスウェーデン、或は世界のどの国でも、難民申請者は、まずそれぞれの受け入れ国の難民キャンプに入れられます。これは本当にテントのキャンプである場合が多いのですが、スウェーデンの場合は簡易な建物になっているそうです。そしてスウェーデンの場合、難民キャンプにいる間は就労や修学はしてはならず、食べ物だけが与えられ、これらを行う許可や永住許可が降りるのをひたすら待たされるそうです。つまり、簡易な建物の中で、くる日もくる日も与えられる食事を食べ続け、いつ社会に入れてもらえるのか不安になりながら待たねばならないのだそうです。そしてなんと、最長3年間もその期間はあり、しかも3年間で許可が降りなければ、国に返されるのだそうです。ここで言う国に返されるとは、つまりその人たちが場合によっては命を落とすかもしれないということをも意味します。ヤルケルさんは言います、この家族もどの移民も、まず国を出ることに命がけで、たいていは亡命を仲介する人の助けを得ないと、無事に国を出ることなんてできないのだ、と。だから法外な金をそういった連中に払い、全てを捨てて受け入れ国にやってくる。つまり3年間待って、受け入れの許可が降りなかった場合、その先にどれだけの困難が待ち受けているかは容易に想像がつきます。ところで、永住の許可がおりるかおりないかは、どの国からきたのかによるそうで、例えばこのご一家はシリアからですが、シリアは今戦争状態なので、返還するのが非人道的なのは明らかですから、おそらく許可がおりるだろう、とのことです。
 このように、大変心の温かい、素敵な移民のご一家も、想像を絶する過去があるのだということを、肌で知りました。そして、そのご一家の部屋のソファーに腰掛けていた時、私は自然と、この人たちのためになにかしたいと、強く思ったのでした。しかし帰りの車の中で、冷静な脳の思考が、前述の移民政策の問題点を思い出させました。そしてこれらをヤルケルさんに聞いてみることにしました。まず、
「近年移民政策が困難を迎えているようですが、どのようにお考えですか。」と。すると、
「なにが困難なのですか?」と言われ、
「財政面と治安面だと、本で読みました」と答えました。
「じゃあ財政面で、具体的にいくらお金が足りないのか、言って下さい」 私は、
「分かりません。。でも問題であるということだけ読みました。」
「いいですか、スウェーデン・日本・アメリカ・イギリス、、、これらの国々は、世界で最も裕福な国々です。お金がない?ないはずがない。本当にお金がないのは、あの貧しい国々だ。レバノンを見てください。お金がないのに大量の移民が押し寄せている。お金が足りないなんて馬鹿げている。世界の多くの人たちにとって、私たちは全員最も裕福な人間なんです。」
「じゃあ、治安面はどうでしょうか。スウェーデンでも、移民による犯罪はよくあると聞きます」
「実際どのくらい移民による犯罪があるのかは知りませんが、もちろん移民も犯罪を起こします。それは事実です。しかしそれはまず、彼らが就職難であり、差別もあり、大変貧しいからです。いいですか、彼らは貧しいのです。それで、どうしようもなく犯罪に走ってしまう者がいるのです。この点を考えなければなりません。また、犯罪を起こすのは多くは一部の若者の移民です。全ての移民ではありません。もう一度言いますが、彼らはあなたが知るより遥かに多くの困難を超えてきたのです。 しかし同時に、私は犯罪を起こした移民は即強制送還するべきだとは考えていますけどね。でも、スウェーデンの犯罪を移民のせいにするのは馬鹿げています。」
最後に私はこう聞きました。
「では、今移民反対を唱える人も増えて来ているようですが、ヤルケルさんはどう思いますか?」
「その人たちに、なにが問題なのかをもう一度聞くべきですね。私は全く移民を減らすべきとは思わない。先進国はもっと受け入れるべきです。どれだけの思いで難民たちがやって来るか。もっともっと助けるべきです!そして、そうやって人種が混ざっていくのはいいことです。一つの人種、一つの民族、そんなものは必要ない。人種は混ざれば混ざるほど、優秀になってゆく。」

 私は今まで、このような"生の現場の声"を聞く機会はありませんでした。机上の論だけで、移民政策のことなどについても考えていましたが、実際に移民のご一家と出会い、部屋に入れて頂き、そしてヤルケルさんの話を聞き、やはり大変厳しい状況が移民の方々にあり、簡単に切り捨てて考えれる問題ではないということを痛感させられました。実際、そのご一家と出会った時、何かできることはないかと思う自分の心がありました。
 移民政策においては先進的と言われているスウェーデンですが、ヤルケルさんはスウェーデンの移民政策でさえも、全然足りていないと言っています。
 日本はどうでしょうか。日本は先進国でも極めて移民受け入れが遅れている国です。むしろ移民のことが議論にあがることも一般的にはほぼありません。 私はスウェーデンに来て、日本の素晴らしさにたくさん気付いたのです。他に類を見ない程繊細な文化、人々は優しく謙虚で、食べ物はおいしくて体に良い。本当に素晴らしいと思います。しかし私は同時に、日本がいかに世界から分離しているかも知りました。私は決して、いわゆるグローバル化が素晴らしいことだとは思っていません。むしろもっと個の地域が、自分たちの特徴を大事にすべきだと思っています。しかし、世界で何が起こっているかを常に知っておくということは、どんな時も大変重要であると思います。どうしても日本にいると、意識しない限り、世界で本当に何が起こっているのかを知ることは難しいと思います。例えばこのような移民の現状も知れない場合が多いでしょう。そういう状況の中で、私たちは裕福なので、その中でもう完結してしまっていますが、しかし世界の圧倒的多数は、極めて貧しく命の保証すらない状況であるということは、改めて認識するべきであると思いました。そして、大変不合理な事が世界で起こっているということも、念頭に置いておくべきであると思いました。

 しかし、そうは言っても、善良な思いだけで、例えばこの移民政策を続けて行けるかというと、どうしてもそれは限界がある!という現実に辿り着いてしまいます。様々な問題が明らかに生じるからです。
 でもきっと、一部の人だけではなく、皆でよく考えれば、最良の答えが導けるのですよね。それには本当に膨大なステップが残っているのだと思います。しかし、いつかそうできる日がくるのだと思っています。ところでここ北スウェーデンの自然の中にいると、複雑に物事を考えなければならない時点で、その事はもう解決しない、と感じたりします。やっぱり、自分の心が常に穏やかで、静寂であることが大事なんですね。今回、私はそれだけは見い出せました。

おっと、長い文章になってしまった!!
どうもありがとうございます♪♪

2013年7月27日土曜日

私は今、牛の世話をしています。

 皆さんこんにちは。昨日は更新ができませんでしたが、実はしばらく更新が途絶えそうなんです。というのも、私は今スウェーデンのかなり田舎、自然に囲まれた場所に滞在しているのですが、ここでは毎日パソコンに向かうことが、調和的ではないかもしれないと悟りました。ですから、よりこの地を肌で体感し、数は少なくなってもより濃い内容を皆さんにお届けできるようにするために、ブログを書くのをしばらく休もうと思いました。ということで、次の更新はちょっと先になるかもしれないのですが、しばらくはお気が向いたときに、ちらっと覗いて頂ければ幸いかと思います☆ いつもご覧下さり、ありがとうございます!☆

ちなみに、今日の近況をご報告致しますと、
今日私は近くの牧場で、乳牛の世話を体験させて頂きました。
リアルな話ですが、乳牛の糞尿の強烈な臭いの中、
牛舎の掃除やエサやり、牛の先導など、私にとっては初めての体験ばかりでした。
そしてこれは、決して綺麗な仕事とは言えないと思います。
一メートル手前には牛の尻が、20頭程一列に並んでおり、
しょっちゅう牛が排泄するまさにその前で、
それらの掃除をし、足下は牛の糞尿だらけでした。
恥ずかしながらこのような体験をしたことがなかったので、それが強烈でしたが、
しかし牛たちは可愛く、牧場主さんは音楽をかけながら普通に世話をしていました。
自分のいた世界からは遠くにあった業種ですが、しかしすぐに近くなりました。
大変な仕事だとは思うのですが、やりがいもあって魅力もあり、
それを体験できて良かったです☆

ちなみに、この週末もずっと牧場で働くことになりそうです♪

それではまたー!☆☆^^

2013年7月25日木曜日

素敵な夏の別荘☆^^

先日魚釣りに連れて行って下さったご夫婦の、夏の別荘です☆ とっても素敵なので、動画を撮影させて頂きました♪
 この別荘は、田舎のスウェーデンの別荘としては典型的なものだと思われます。ちなみに、電気は通っていないそうで、小さなソーラーパネルが壁についてあるだけで、水も近くの湖等からひいているそうです。最も、夏のスウェーデンはほとんど明るいですから、電気に関してはそんなに必要ないかもしれないですね!ちなみに冷蔵庫等はガスで動いているそうです。
 このような別荘を持つことは、スウェーデンではごく一般的に行われており、特に裕福でなくても持てるそうです。とは言っても、こちらの別荘は特に素敵だと思います!! では、どうぞご覧下さい!☆ (画質は720pにすると少し良くなります。)

2013年7月24日水曜日

魚釣り☆

昨日は、近くの川で魚釣りをしました。
夏のスウェーデンは様々なアウトドアレジャーがありますが、
魚釣りはポピュラーな遊びの一つのようです♪

この川に、ボートで繰り出し、ミミズを餌にして釣りをしました♪
とっても流れの静かな川で、まるで湖のようでした。

ボートにはカメラを持ち込めなかったので、
釣りのシーンはありませんが、
連れて行って下さった方と2人でこのくらい釣れました♪

魚はすぐに森の中でさばき、

不要な内蔵や頭は、森にかえしました♪^^



ところで今回釣りに連れて行ってくださったご夫婦の
サマーハウスが、大変素敵だったのです!!!
中を撮影させて頂いたので、明日アップしたいと思います☆


スウェーデンの夏は気温は20度や25度程で快適ですが、
日差しは結構強いです。
私も、皮膚の皮がはがれるほどに^^
でも、スウェーデン人は誰一人日焼け止めクリームなんて塗ってないみたいです。
むしろ、皆好んで服を脱ぎ、できる限り焼きたい、って感じです。
暗くて寒い冬が長いから、そうなるようですね。


Grundfors村のマジックアワー☆
しかし、これより暗くなることはない^^

                                 See you^^ Dan

2013年7月23日火曜日

60歳還暦パーティ☆その2

ということで、20日には、メインパーティがありました☆
と、その模様をお見せする前に、私が滞在している場所を
もう一度ご紹介したいと思います☆

スウェーデン最北の地方ラップランドの、
ストールウーマンという小さな町(人口4千人程)の近くの、
Grundforsという村です♪(人口40人程)
で、このようなお家にお邪魔しております☆
(このお家は、ストールウーマンから、
トレーラーでここまで移動してきたそうです!)

家の前の道です。森しかないですね!

斜めから家を見るとこんな感じです。
ちなみに村とは言っても、他の家々がどこにあるのか、
未だに私はよく分かっていません!笑
そして、右側に見えるのは納屋です。
この納屋が主なパーティ会場でした^^

納屋の中はこんな感じで、

本当に、映画でにでてくるような、
田舎の納屋での陽気なパーティでした!


この庭も合わせて、およそ50人程が集まったようです☆

ここスウェーデン北部は蚊がもの凄く多いので、
このように蚊取り線香もたいてありました^^
(でもなんか、2個一になってる笑)
ちなみにスウェーデン南部は蚊はあまりいません。
いても、日本の蚊ほどさしてこないので快適でした。
しかしここ北部は、蚊やさらに小さな虫がとても多いです!!


さて、パーティの動画です♪
ただ、このパーティは後でDVDにしようと思い、
かなりたくさん撮影したので、どこをお見せしたら良いか選ぶのが難しく、
パーティの後半に女性陣が歌をプレゼントする場面がありましたので、
そちらが良いと思い、アップ致しました☆
短い動画ですが、楽しい雰囲気が伝わればと思います^^

 ということでこの日は夜の2時や3時頃までパーティが続き、翌日、遠方から来た人たちが続々と帰って行き、全3日間のパーティの行程が終了しました♪
 さて、着いて早々ビッグイベントでしたが、これからは、私はここでいろいろとローカルなことを行ってゆく日々となりそうです☆ また、更新したいと思いますので、お楽しみに☆

Dan

2013年7月22日月曜日

60歳還暦パーティ☆その1

 さて、ラップランドのGrundfors村に来て、早3日が経ちました♪
この3日間、実はいきなり、私がお世話になっている知人の、60歳還暦パーティがありました!今日はその模様を少しご紹介したいと思います☆

 まず、私が到着した19日の夜、プレパーティということで、何十人かの友人の方々が集まっていました♪
この日はちょうど、近くの村で(近くといっても何十キロも離れている)60年代ロックコンサートがあり、そこで皆集まっていました☆
ところでこのロックコンサートが本当に素晴らしかったのです!!
まさに、映画で見るような、田舎でのロックコンサートで、
音楽好きの人たちが各村から集まり、ビール片手に陽気に飲んで歌って、
本当に楽しそうでした!☆








手前に座っている方々が私たちのグループです☆


この日私は、Grundfors村に到着して早々このコンサートへ向かったので、ここで多くのご友人の方々と初めてお会いしたのですが、皆さん本当に驚くほどフレンドリーで、すごく温かく私を歓迎してくださいました!!やっぱり田舎の人たちは、温かいですね^^





本当にその優しさに驚いたのです☆ つたないスウェーデン語しか喋れない私にも、ゆっくり丁寧に話しかけてくれて、本当に素敵な方々でした^^

バンドは全部で3組で、皆長いこと活動しているベテランバンドです♪
なんと、一つのバンドはその知人のご友人たちで、
50年間ずっと同じメンバーで活動しているそうです!

テレビ局も撮影に来てました☆

 


 ところでここで一つご紹介したいことがあります♪ スウェーデンには、おそらくは50年以上前から、英語で言う People's Park (大衆公園かな?)という広場が全国各地に作られ、そこにはこのような簡易な野外ステージがあるそうです。
何のためかというと、そこに様々なバンドが演奏に訪れ、近隣の人たちが低価格でそれを楽しめるようにというものだそうで、誰でも手軽に音楽に親しめるようにという、スウェーデン政府の政策だそうです☆本当に、このド田舎も含めてスウェーデンのあちこちにあり、昔はスウェーデンに演奏に来るバンドは皆この People's Park をまわってツアーをするのが慣例だったそうです♪
この日も、3組のバンドが出演しましたが、入場料はたったの2千円でした。昔は本当に、ローリングストーンズを始め、今でいう世界的に超有名なバンドたちも、スウェーデンに来るときはこの小さな People's Park をまわって演奏していたそうです!つまりこのド田舎で、ストーンズやビートルズに超間近に触れることができていたそうです!!


これは素晴らしい事だと思いました。
しかし今では、バンドの公演というのはとても高額なプロジェクトとなってしまっているため、People's Park はほとんど廃れてしまっているそうです。 しかしこの地域では、まだ当時の面影を残して、人々が陽気に音楽を楽しんでいるようでした♪

ということで一日目は早々このようなビッグイベントがあり、
2日目である20日にメインパーティがありました♪
その模様はまた明日お伝えしたいと思います♪

それではまた明日^^

2013年7月21日日曜日

ラップランドへ到着☆動画☆

皆さんこんにちは☆
キャンピングカーで最北の地ラップランドへ、
その動画が完成しました☆

とその前に!改めて今回の私の
2ヶ月半に及ぶ旅の行程を振り返りたいと思います♪

 6月19日に日本を出発して、そこから数日間、スウェーデン南部のヨンショーピンという生まれ故郷におりました。そして1週間ほどクロアチアへ旅立ち、またヨンショーピンに戻って、一週間程滞在しました。ここまでは家族と一緒でした☆
 その後、一人での旅が始まり、ストックホルムとレットヴィークへ、合計10日間ほど放浪し、そして7月17日、ストックホルムより少し北の、ボーレンゲという町に住む父の友人ご夫妻を訪ね、翌18日、お2人と共にキャンピングカーでおよそ750kmの道のりを北上し、スウェーデン最北の地方ラップランドに住む友人を訪ねたのでした♪
 ということで、この時点で日本から出発してちょうど1ヶ月程となったのですが、ここから1ヶ月は、このラップランドにずっと滞在する予定なのです!ということで、今まではいろんなところをまわったのですが、これからは、かなり田舎の、ローカルなスウェーデンを体験するという運びになります!☆

ではそのキャンピングカーでの旅の様子です♪
(今回はナレーションを入れなかったのですが、
ないとちょっと殺風景ですねー!^^)

2013年7月20日土曜日

最北の地、ラップランド!



皆さん!
ついに私は、スウェーデン最北の地方、
ラップランドに到着しました!!
ここはすごいです、夏は白夜で、冬はオーロラだそうです!
そして私がこれから一ヶ月間滞在させて頂く知人宅は、
Grundforsという村にあるのですが(ここは完全な白夜ではない)、
人口はわずか40人!!!!!
今日だけで、約5分の1の人々と出会いました!笑
しかし皆さん本当にびっくりするほどフレンドリーで、
まじで驚く程私を歓迎してくれました!!!
良い意味で、本当に映画の中の田舎地方のようです。

今日は時間がないので、このくらいしか綴れないですが、
ここまでのキャンピングカーでの移動の模様と、
到着して早々見に行った60年代ロックコンサートの写真、
そして素晴らしいこの地の人々の様子等、
近日中にアップ致しまーす!!


私がこれから一ヶ月滞在させて頂くお家。
時刻は深夜1時頃。

see you soon!

2013年7月18日木曜日

ボーレンゲへ!

さて、Rättvikでの滞在も、昨日で終わりました!
ホステルのオーナーさんが本当に素敵な方だったので、
日本から持ってきていたお土産をお渡ししました♪


 






 そして!私はRättvikから電車で一時間程南へ下り、Borlänge(ボーレンゲ)という町へ!(上のマークがレットヴィークで、下のマークがボーレンゲです。)
 ボーレンゲには父の友人ご夫妻が住んでおられ、そちらにお邪魔しました。





 するとなんと!日本人の小林さんというご夫妻が、日本から遊びに来ておられ、このような歓迎の演出が!!一人でいることが多い旅の中でのこのような計らいは、大変心にしみました!^^

 
 



 そしてなんと、今晩のおかずは日本料理!! 日本料理がとても恋しかったので、涙ちょちょぎれるほど嬉しかったです!☆ やっぱり、日本料理は世界一ですねー!!








 小林さんは山形に住んでおられ、山形でも腕をふるう料理人さん!? と思いきや、元校長先生だそうです!!








 こちらはこの家のご主人、ヤーンさん☆ 奥様のエバさんとともに、日本で何年も働いていたこともあり、日本語堪能です!







 日本のことに精通しておられ、台所には炊飯器まで!! いや〜なんでかわからないですが、ほっとしますね〜^^笑


お料理はこんな感じ♪
山形名物、冷やしラーメンです!

肉じゃがや、豆腐、お茄子の料理もありました☆

食後には、こちらのお家の奥様、エバさんが、
日本茶を入れてくださいました!!

スウェーデン人は欧米人の中でも日本人に似ているとよく言われますが、
でもやはり違います(笑)。
しかしヤーンさんとエバさんは日本人より日本人らしい、
見習うべきお二人でした!♪

手前から小林ご夫妻、奥がヤーンさんとエバさん☆


ということで!
素晴らしい夜を過ごさせて頂きまして、
しかしそれはもう昨日の話!
今日は、なんと今から、ヤーンさんとエバさんと、キャンピングカーで、
750km近く北へ、2日間ほどかけて移動します!
その北の地に、60歳を迎える私たちの友人が住んでいるのです!!

この激動の旅の模様は、また後日お伝え致します!!

それでは皆さん、次のwifiポイントでまたお会いしましょう!
行ってきまーす!!!

2013年7月17日水曜日

Rättvik 街歩き☆♪

 





 レットヴィーク滞在も今日が最後となりましたが、この滞在期間中に、少し街を散策してみました♪ 小さな街ですが、博物館があり、高台からはシリアン湖を見下ろせたり、古い教会もあれば、湖へ伸びる桟橋から夕陽を浴びることもできたりと、かなりドラマチックな一日でした!20分と長い動画ですが、よろしければ是非ご覧ください!☆


2013年7月15日月曜日

古い電車に泊まる☆

今回の旅では、知り合いの家に泊めてもらう時以外、
ユースホステルに泊まっている私ですが、
今回レットヴィークで泊まっているホステルは、
使わなくなった電車の車両をそのまま宿泊施設にしたものです!

このような車両が2両、つまり宿泊棟が2棟あります。








レセプションがある建物はこんな感じで、
昔使われていた車両倉庫のようです♪
まだ地面に線路が残っていますね!


ここは、共同シャワーやキッチンがある、元車両倉庫(笑)。当然線路が残っています♪
ちなみに、手前左側にはベンチがあり、右奥には椅子が置いてあり、その横にはボートと、そのバックには湖と空を描いた板が立てかけてあって、まるで浜辺に座っているような演出をしてくれています♪









夕陽に照らされる車両☆
昔の寝台列車のようですね。








ちなみにホステルからはシリアン湖が見え、3分程歩いて浜辺へ下ると、美しいレットヴィークの街並が♪










暖かい日は、泳ぎたい!!










車両の中はこんな感じで、









これが私の部屋です♪
一人で使えるので、贅沢ですな☆☆










洗面台まである!




このホステル、どうやら地元のご夫婦が経営されているようで、旦那さんがとても親切な方で、私のつたないスウェーデン語でもゆっくり会話をしてくれ、地図に観光ポイントをマークしてくれたりと、大変温かく迎えてくださいます!


ちなみに価格は、一泊300クローネで、およそ4000円ほどでしょうか。
物価が高い北欧では、まずまずの値段だと思います。
ではホステルのレポートはこのへんにして、
次回は、この小さな町レットヴィークを散策してみたいと思います♪
お楽しみにー☆^^


このホステルのウェブサイト: http://www.tagstallarna.se/
booking.com からも検索できます♪

方針を変えます!笑

皆さん、ご無沙汰しております☆
6日ぶりの更新となりましたが、ちょっとブログの方針を変えたいと思います!^^笑
私事ですが、今までは動画を軸に記事を書いておりました。
しかし、どうしても時間がかかってしまうため、ここ6日間ほどは更新ができなかったのですが、
これからは写真を軸に記事を書き、時間のあるときに動画を作製&公開する形にしたいと思います!☆
それと、一つ前の記事では私はまだクロアチアですが、
今はそれどころかスウェーデンの中部にまで北上してきておりまして、
とても更新が追いつかないので(笑)、実際の時間の進行に戻したいと思います!笑
ということで、まだまだたくさんおみせしたい動画があるのですが、
それはとりあえずまたの機会にしまして・・・、
早速!今日の出来事を綴りたいと思います☆☆

ダーラナ地方、レットヴィークに到着☆






 今日、私は、スウェーデン中部にある、ダーラナ地方はレットヴィークに到着しました☆ 中部といっても、スウェーデンでは人口の多くが南部に分布しているので、私の感覚としてはかなり北へ北上してきた感じです!(ちなみに今週半ばには、さらに北へ北上します!)

 ダーラナ地方とは、スウェーデン中部に位置するシリアン湖を中心とした地域で、同湖を囲むように小さな町が点在する、大変美しい地域です。また、スウェーデン人の心の故郷とも呼ばれ、今でも多くの伝統文化が息づいています。その中でも、今回私はシリアン湖の東側に位置するレットヴィークという小さな町に、3日間ほど滞在することにしました♪
※この写真はネットから借りました^^






レットヴィークの夕暮れ♪
ホステルから見えた夕陽です。21時半頃です。

※この写真は自分で撮りました♪笑


さて、今回私は、昔の使われなくなった電車がそのまま宿舎になったユースホステルに滞在します!
ユニークです☆これらの模様は、また明日改めてお伝えしたいと思います!

では、まだ空は完全には暗くなっておりませんが、そろそろ休みたいと思います^^

皆さん、明日も、良い一日をお過ごしくださいませ☆☆

Vi ses ☆

Dan